アタマの中の「見えない敵」。

人間の脳はとてもあいまい。勝手にいろんな補正をかけてしまう。 こないだ脳科学者の池谷さんの「進化しすぎた脳」を読み終えた。正直、文系人間の自分にはすんなりと読み進めることができなかったけれど、脳のあいまいさ、自由意志の境界などのテーマは、と…

「○○を○○する○の方法」との付き合い方。

「少ない努力で大きな成果」を期待しない。 社会人は忙しい。日々の仕事に追われて、少しでも休息の時間を取りたいと願っている。それと同時に、スマートに仕事をこなしたいとも思っている。出世したいとも思っているし、いいアイディアを思いつけるようにな…

トイデジ視点→発想の習慣。

トイデジ「Genie III」を買った。 トイデジ「Genie III(旧バージョン)」を買った。LOMOやHOLGAなんかに代表されるトイカメラのデジタル版。以前LOMO LC-Aの写真に惹かれて、トイカメラを使ってみたことがあった。そのとき既にLOMO LC-Aは生産終了となって…

「明日の広告」

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)作者: 佐藤尚之出版社/メーカー: アスキー発売日: 2008/01/10メディア: 新書購入: 40人 クリック: 540回この商品を含むブログ (168件) を見る「明日の広告」を読んだ。 次世代広告…

本を10冊読んでます。

そんなこんなで、岡本太郎のエントリの続き書くのに二週間も空いてしまった。岡本太郎という人物をどう捉えていいのかまとめきれていないということもあるけれど、このエントリを書いてから、空いた時間には積極的に読書をしていたから。

表現者はすべからく岡本太郎に学ぶべきである、とか思ったりした。(その2)「憤り」

その1のつづき。 表現と言葉とが合わさって、重くのしかかる感覚。 岡本太郎記念館で受けたもうひとつの衝撃が、壁面にところどころ印字されている言葉たちだ。 なんなんだ、これは。岡本太郎の言葉なら以前にも本でちらりと読んだことはあったが、違う。こ…

並列多読は、本と本をリンクさせる。

まずは、名著との出会い。 もともと本はあまり読まない方だった。 コピーライターになりたての頃は「普段の仕事でも書いたり読んだりしているのに、これ以上活字に囲まれたくない」なんて思っていた。 ときどき売れ筋の本に目を通す程度。 そんな僕の読書量…

表現者はすべからく岡本太郎に学ぶべきである、とか思ったりした。(その1)「太陽の塔」

岡本太郎記念館で、ふたつの衝撃を受ける。 大阪に生まれた僕は、幼い頃から「太陽の塔」を見上げて育った。 腹部に奇妙な顔を持つまるで怪獣のような大きな塔に怯えていたのを今も覚えている。 昨年12月。僕はとある用事で東京へ行き、ついでに岡本太郎記念…

責任問いたがり社会

最近では、広告表現にも厳しい世の中になってきた。 記憶に新しいのは、「からだ巡茶」のCM。 広末涼子が「ブラジャーが透けるほど汗をかいた最後っていつだろう?」とつぶやくのだけれど、そのセリフが一部の消費者から「不快」と指摘されて変更になった。 …

体をクリアにして、思考もクリアにする。

肉体と精神はつながっている。 Anima sana in corpore sano. (健全な身体に健全な精神あれかし) 〜古代ローマの風刺作家 ユベナリス「風刺詩集」より〜*1 アシックスの社名となったこの言葉からもわかるように、 スポーツは子供を健全な成長に導くし、社会…

今日からブログを書きます。

自分の考えていることや日々の出来事を綴っていくと思います。 ブログを書こうと思った理由だとかは、プロフィールをどうぞ。 慣れるまでは、あまり読まれることを意識しないで書くと思います。 ひどく飽き性なので、気楽に書かないと続かなかったりするので…